3焦点眼内レンズ PanOpticsⓇPro
進化した3焦点眼内レンズ「Clareon® PanOptix® Pro」
こんにちは。森井眼科クリニックです。
本日は、3焦点眼内レンズ、「Clareon® PanOptix® Pro(クラレオン® パンオプティクス® プロ)」について詳しくご紹介します。
白内障手術において、術後の「見え方の質」は患者様にとって非常に重要な要素です。
この新しいレンズは、従来のPanOptix®の強みを維持しながら、改良され、さらに進化を遂げています。
公表されている資料を確認しましたが、基本的に回折構造の変化はなく(わずかに変更とされていますが、多分変更なし)
従来の良好な視認距離は維持しながら、
製造工程やアクリル素材の改良などで、光の利用率の改善を図られたものと考えられます。
PanOpticsⓇPro
1. 圧倒的な「光の利用率」で、より鮮明な視界へ
このレンズの最大の特徴は、独自のENLIGHTEN® NXT 光学テクノロジーにより、光の利用率を94%まで高めている点です。
従来のPanOptix®の88%と比較して、光のロスを半分(12%から6%へ)に軽減することに成功しました。
これにより、これまで以上に質の高い、鮮明な見え方が期待できるようになっています。

2. 現代の生活に最適な「中間距離」と「近方」の視界
多くの3焦点レンズが中間距離の焦点を80cmに設定しているのに対し、
従来のPanOptix®も。今回のPanOpticsⓇProも、パソコンやタブレット操作に適した60cmに焦点を設定しています。
- 遠方から中間(120cm〜60cm):スムーズで途切れのない光配分を実現しています。
- 近方(33cm):読書やスマートフォンなどの手元の作業も、視力0.8程度を提供することが期待でき、快適にこなせます。
その結果、90%以上の患者様が、遠方・中間・近方のすべてにおいて眼鏡への依存度が軽減したと報告されています。

3. まぶしさ(異常光視症)の低減
多焦点レンズで懸念される「ハロー(光の輪)」や「グレア(まぶしさ)」、「スターバースト(光が散る)」といった症状についても改善されたと報告されています。
臨床研究では、PanOptix® Proの方が従来品よりもハローやスターバーストの見え方が良いと答える患者様が多いという結果が出ています。

4. 高い信頼性と満足度
PanOptix®シリーズは、全世界で300万眼以上の実績があり、非常に高い信頼を得ています。
- 患者様満足度:手術を受けた患者様の99.2%が「もう一度選ぶなら同じレンズにする」と回答しています。
- 医師の評価:米国での調査では、「自分が白内障手術を受けるならどのレンズを選ぶか」という問いに対し、55%の眼科医がこのレンズを選択したとの報告があります。
まとめ
従来のPanOpticsⓇの良いところはそのままに、製造工程を改良し、光の利用率を改善した新しいPanOpticsⓇProは
回折多焦点眼内レンズの「少ない光でみなくてはならない」問題を改善すべく、改良されました。
研究、進化を続ける企業努力はさすがAlcon!です。
当院では、患者様一人ひとりのライフスタイルに合わせた最適な眼内レンズをご提案しています。
3焦点レンズ「Clareon® PanOptix® Pro」にご興味のある方は、ぜひお気軽にご相談ください。
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【監修】
神戸市東灘区御影中町1丁目6−9ウエダビル2,3階
森井眼科クリニック
院長 森井香織
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