ペットと花粉症対策:自宅への花粉の持ち込みを防ぐには?
- 2025年3月5日
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こんにちは!今回も前回に引き続き花粉症対策です。
出勤時、ペットを散歩させている方々とすれ違います。
楽しそうにお散歩するワンちゃんたち・・・でもちょっとまった!
春や秋の花粉シーズン、ペットを散歩させると花粉が毛や体に付着し、家の中に持ち込まれることがあります。
さらに、ペット自身も花粉症になることがあるため、適切な対策が必要です。
今回は、ペットと花粉症対策について詳しく解説します。
ペットが持ち込む花粉を防ぐ方法
ペットの毛には花粉が付着しやすいため、室内に花粉を持ち込まないように対策をすることが
ご自身やご家族、ペット自身の花粉症対策に効果的です。
散歩後のブラッシング
散歩から帰宅したら、玄関先でブラッシングをして余分な花粉を落としましょう。
静電気防止スプレーを使うと、毛に花粉がつきにくくなります。
ペットの毛に付着した花粉を効果的に落とすためには、
花粉が付きやすい部位を重点的にブラッシングすることが重要です。
重点的にブラッシングすべき部位
✅ 背中や体全体
屋外を歩いている間に花粉が積もりやすい部分です。
特に長毛種の犬や猫は、毛の表面だけでなく内側にも花粉が入り込むため、毛並みに沿ってブラッシングを行いましょう。
✅ 顔まわり・耳の周辺
ペットは顔を地面や草に近づけることが多く、鼻先やヒゲ周り、耳の付け根にも花粉が付きやすいです。
ブラッシングし、デリケートな部分は湿らせたタオルで拭くのもおすすめです。
✅ 胸やお腹
草むらを歩いたり、地面に伏せたりする際に、胸やお腹の毛にも花粉が付着しやすくなります。
毛が長い場合は特に入念にブラッシングをしましょう。
✅ 足や足の裏
散歩中、足や肉球にも花粉がつきます。ブラッシングだけでなく、濡れタオルやウェットシートで拭くとより効果的です。
✅ しっぽ
しっぽは地面に触れることが多く、毛量が多いと花粉が絡まりやすい部位です。
しっぽの根元から毛先まで、やさしくブラッシングしましょう。
ブラッシングのポイント
・ 玄関先や屋外でブラッシングする(室内に花粉を持ち込まないため)
・ 静電気防止スプレーを活用する(毛への花粉の付着を防ぐ)
・ 毛の流れに沿って優しくブラッシングする(ペットが嫌がらないように)
特に花粉の多い季節は、毎日のブラッシング習慣をつけることで、ペットと家族の花粉症対策がより効果的になります。
そのほかの対策
✅ 濡れタオルやウェットシートで拭く
湿らせたタオルやペット用ウェットシートで毛や足を拭くことで、より効果的に花粉を落とせます。
✅ ペットの服を活用する
散歩中に花粉が直接毛に付かないように、ペット用の服を着せるのも有効です。
✅ 室内に入る前に足を洗う
ペットの足にも花粉が付着しているため、帰宅後はぬるま湯で軽く洗い流すとよいでしょう。
✅ 空気清浄機を活用する
ペットの動きによって花粉が室内に舞い上がることがあるため、空気清浄機を稼働させることで、室内の花粉を減らせます。
ペット自身の花粉症とは?
実は、犬や猫も花粉症になることがあります。
人とは異なり、目の充血や鼻水よりも、皮膚のかゆみや赤みが症状として現れることが多いです。
特に、顔や足を頻繁にこする、体をかゆがるなどの様子が見られたら、花粉が原因の可能性があります。
✅ ペットの花粉症対策
・ こまめにシャンプーをする(花粉の付着を減らす)
・ 散歩時間を短縮し、花粉の少ない時間帯(早朝や夜間)に出かける
・ 室内の清掃を徹底する(カーペットやペットの寝床の掃除)
もし、かゆみや皮膚炎の症状が続く場合は、動物病院で診察を受けることをおすすめします。
まとめ
花粉の時期は、ペットを通じて室内に花粉が持ち込まれる可能性があるため、散歩後のケアが大切です。
ブラッシングや濡れタオルで拭くなどの習慣を取り入れ、室内環境を整えることで、花粉症の症状を軽減できます。
ペットも花粉症になることがあるため、異変を感じたら早めに動物病院を受診しましょう。
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【監修】
神戸市東灘区御影中町1丁目6−9ウエダビル2,3階
森井眼科クリニック
院長 森井香織
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