非常持ち出し袋に点眼薬もいれましょう!
- 2025年1月17日
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こんにちは。
今日は阪神大震災から30年です。
私も被災した一人として、いろいろな思いが交錯します。
毎日を大切に、これからも頑張っていこうと思います。
先日診察していると、患者さんからこのようなお話を伺いました。
「非常持ち出し袋に点眼薬を入れておきたいので、いつもより1本多く処方してください。」
!!!
私も阪神大震災を経験していて、非常持ち出し袋も常に用意しているのに
普段内服しているおくすりを入れていなかった・・・。
点眼薬も大切なおくすりです。患者さんに教えていただきました。
そこで、非常持ち出し袋におくすりを入れる際のポイントをまとめました。
1. お薬の準備
- 常備薬: 毎日飲んでいるお薬(高血圧、糖尿病、心臓病などの処方薬)を最低 3日分 ~ 1週間分 用意。
点眼薬の場合、1本ずつ準備しましょう。1本で、1日4回する点眼でも1週間は持つとおもいます。 - 頓服薬: 必要に応じて飲む痛み止めや解熱剤、胃薬、整腸剤なども入れておきましょう。
- 塗り薬: かゆみ止めや傷薬もあると便利です。
2. お薬手帳と処方箋のコピー
- お薬手帳があれば、避難先で医師や薬剤師に正確な情報を伝えられます。
- かかりつけ医の連絡先や、治療中にの病気の名前もメモをして一緒に入れておきましょう。
3. 保管方法
- チャック付きの袋や防水ポーチに入れることで、お薬が湿気や水から守られます。
- 直射日光を避けて非常持ち出し袋を保管してください。
ただし、非常持ち出し袋は持ち出しやすいところにおいてくださいね!
4. 補助アイテム
- お薬を飲みやすくするために、飲料水(500mlペットボトル)、小型コップがあると便利です。
- 点眼する際、こぼれた点眼を吹くためにティッシュも用意しておくとよいです。
5. 定期的なおくすりの入れ替えを!
- 薬には使用期限があるため、半年に一度は見直し、期限切れのものは入れ替えましょう。
- 点眼薬にも使用期限があります。点眼ボトルに小さな文字で日付が書いてあります。
点眼薬も半年に一度は交換しましょう。
非常持ち出し袋におくすりも入れましょう!
非常時はお薬がなかなか手に入らず、持病を悪化させてしまうことが多いです。
日ごろから災害用のストックを確保し、持ち出し袋に忘れずに入れましょう。
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【監修】
神戸市東灘区御影中町1丁目6−9ウエダビル2,3階
森井眼科クリニック
院長 森井香織
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